現在、Rocket.ChatのCommunity版をご利用されている方へお知らせです。
V6.5よりRocket.Chatのプラン体系が変更され、新プランが自動適用される仕様に変更となりました。
プラン体系の変更
V6.5よりプラン体系が変更され、新たにStarterおよびProのプランが追加されました。
従来のプラン体系
- Community
- Enterprise
V6.5以降のプラン体系
- Community
- Starter
- Pro
- Enterprise
それぞれのプランの費用やユーザー上限は以下の通りです。
Community
費用:無償
ユーザー上限:なし(同時接続上限200人程度)
導入方法:オンプレミスのみ
機能例:チャットなど最低限度の機能
Starter
費用:無償
ユーザー上限:25人
導入方法:オンプレミスのみ
機能例:Communityの機能 + 既読機能や一部セキュリティ機能
Pro
費用:有償
ユーザー上限:500人
導入方法:オンプレミス or SaaS
機能例:Starterの機能 + 日本語によるサポート
Enterprise
費用:有償
ユーザー上限:無し
導入方法:オンプレミス or SaaS
機能例:Proの機能 + 権限設定、監査機能、デバイス管理、スケーリング等
無償版としてCommunityとStarterがございますが、Sarterはユーザー数が限られている代わりに一部有償機能がご利用いただけます。
そのため、Starterは少人数チームでの利用や有償版の検討段階での利用などに適したプランとなっております。
プランの自動適用
プラン体系の変更に伴って、Communityをご利用されている方も新プランが自動的に適用されるようになりました。
具体的には、V6.5以降にバージョンアップ、またはV6.5以降のバージョンを導入した際にStarterまたはProに変更されます。
Proに変更された場合は30日間のトライアルが適用されるため、費用を請求されるようなことはありませんのでご安心ください。
プラン適用の条件やCommunityに戻す方法は下記のとおりです。
自動適用の条件
- V6.5以降のバージョンにアップグレード
- V6.5以降のバージョンを新規導入
適用されるプランの判定条件
- ユーザー数が25人以下:Starter
- ユーザー数が26人以上:Pro(トライアル)
詳細については、開発元のHPをご確認ください。(英文)
Communityに戻す方法
- 管理者アカウントでログイン
- 管理ページの「Subscription」ページを開く
- 「Subscription」ページ下部の「Cancel Subscription」をクリック
Proのトライアルが終了したら
30日間のProのトライアルが終了しましたら自動的にStarterへ変更されます。
その際に、ユーザー上限も25人に変更となってしまいますので、先述の「Communityに戻す方法」を実施することでユーザー制限を回避することが可能です。
まとめ
新プランの追加と自動的にプランが変更され、戸惑っている方もいるかと思いますが、この機会に是非Rocket.Chatの持つ豊富な機能をお試しいただければと思います。
Rocket.Chatはオンプレミス構築が可能でセキュリティ面でも安心してご利用いただけるチャットツールとなっております。
弊社では有償版への切り替えのご相談を承っております。
まずはお見積りやEnterpriseのトライアルだけでもご遠慮なくお問い合わせください。